ルアーフィッシングの代表ターゲット。河口・港湾・磯と多彩。バチ抜け・ハクパターンなど季節攻略が熱い。
🎣 シーバスを釣る一式青物入門の定番。ナブラ・鳥山が出れば一気にチャンス。ショアジギング・カゴ釣りで人気。
🎣 イナダを釣る一式ホッケ盛期20〜30cm (根ボッケは40cm前後) 北海道の堤防釣りを代表する冷水性の回遊魚。道立研究機関の資料では産卵が水温15〜17℃で始まり8〜9℃で終わるとされ、水温が釣期を強く支配する。岸壁・防波堤に群れで接岸するため、回遊さえ当たれば初心者でも数釣りが楽しめる。本州の温帯沿岸ではほぼ狙えない北海道ならではのターゲット。
🎣 ホッケを釣る一式アイナメ盛期25〜35cm (良型40cm、最大50cm超) 「ロックフィッシュの王様」と呼ばれる冷水性の根魚。適水温は8〜15℃と低く、北海道 (地方名アブラコ)・東北 (ネウ) で特に魚影が濃い。時間帯への依存が弱く日中でも釣れる一方、潮の動きと地形 (岩礁・テトラ・藻場) への依存が強いのが特徴で、障害物をどれだけ丁寧に撃てるかが釣果を分ける。
🎣 アイナメを釣る一式海水温0℃以下でも生きられる (血中に凍結防止物質を持つ) 世界有数の耐寒魚で、真冬の夜釣りが本番という本州の常識が通じないターゲット。水温が下がるほど岸に寄り、夜行性で夕マズメから時合に入る。氷の下から獲ったことが漢字名「氷下魚」の由来。
🎣 コマイを釣る一式カワハギ盛期15〜25cm (夏の新子は10cm前後) 小さなおちょぼ口で餌だけを器用に盗る「エサ取り名人」。完全な昼行性の視覚捕食者で、夜はまったく釣れないという分かりやすい魚でもある。適水温 (20〜25℃) を割ると深場へ移動するため、接岸そのものが水温にゲートされる。ゲーム性の高い駆け引きと肝の食味で、堤防釣りの奥深さを代表するターゲット。
🎣 カワハギを釣る一式内湾の砂泥底に棲む小さなタコで、昼は貝殻や石の隙間に隠れる。胴に詰まった卵が米飯に見えることが「飯蛸」の名の由来。マダコと違い波の穏やかな内湾を好み、堤防の捨て石帯周りの砂泥底が陸っぱりの本命ポイント。
🎣 イイダコを釣る一式「鯛」と名乗るが実はベラ科の最大級種。雌性先熟で、50cmを超える頃に頭のコブが張り出して雄に性転換し、ハーレムを率いる。水深50m以浅の岩礁・波止周辺に居着き、サザエやカキを殻ごと砕く顎の力は堤防釣りで対峙できる魚の中でも別格。寿命は約20年。
🎣 コブダイを釣る一式オオモンハタ盛期35〜40cmが中心 (最大50cm・2kg級) 「岩礁と砂地の境目」に着く南方系のハタ。ハタ類なのに遊泳性が高く、中層まで泳いでベイトを追う — 尾ビレが三角形 (長距離遊泳型) で、丸いうちわ型のアカハタと対照的。2015年以降、繁殖前線が相模湾まで北上して定着したことが神奈川県水産技術センターの記録で確認されており、温暖化で釣れるエリアが広がり続けている魚。
🎣 オオモンハタを釣る一式有明海・八代海にしかいない日本最大のハゼ科魚類。河川感潮帯の泥底に棲み、多毛類やカニを食べて50cm近くまで育つ。⚠️環境省レッドリスト絶滅危惧II類 (干拓・河口堰・水質汚濁による減少)。ムツゴロウと混同されがちだが科レベルで別の魚 (ムツゴロウは干潟の巣穴で暮らすオクスデルクス科)。
🎣 ハゼクチを釣る一式スズキ (マルスズキ) とは別種で、外洋に面した荒磯のサラシに着く「磯の白い魔物」。普段は沖の岩礁帯におり、海が荒れるとサラシに紛れて接岸しベイトを襲う — 凪の日ではなく荒れた日にこそチャンスが来る、条件の釣りの代表格。マルスズキとの確実な見分けは下唇の裏に鱗があること (マルは無い)。体高があり尾柄が太いのも特徴。
🎣 ヒラスズキを釣る一式クエ盛期陸っぱりは40〜80cm (最大1m超・30kg級) 磯の大物釣りの最高峰。日中は岩穴や岩棚の奥に単独で潜み、薄暮時に活発になる。九州では「アラ」と呼ばれるが、標準和名アラ (アラ科) は別種なので記録時は注意。近年は海水温上昇に伴い日本海側でも漁獲が増えている。
🎣 クエを釣る一式カワハギの近縁で、名の通り面長な顔つき。関西では「ハゲ」「ナガハゲ」と呼ばれる (「ハゲ」はカワハギ類の総称なので記録時は注意)。稚魚は流れ藻に付いて群れで回遊し、成魚は砂泥底〜岩礁の中間的な場所に着く。
🎣 ウマヅラハギを釣る一式標準和名チゴダラ (タラ目)。かつて北の浅場個体は「エゾイソアイナメ」と呼ばれ別種扱いだったが、2019年の遺伝子解析で差が無いことが分かりチゴダラに統合された。堤防の捨て石・テトラ・岸壁の際の根の隙間に潜み、夜に出てきてエサを漁る。なお本州中部以西の川で「ドンコ」と呼ぶのは別の淡水魚 (ハゼ亜目) で、生態情報を混同しやすいので注意。
🎣 ドンコを釣る一式コノシロ盛期20cm前後 (良型は25〜30cm) ニシン科の出世魚で、シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロと名前が変わる。湾奥のサビキ釣りで秋〜冬に数釣りが楽しめる身近なターゲット。よく似たサッパとは、背ビレ後端の軟条が糸状に長く伸びること・背中に小黒点の列があること・エラ蓋後方の大きな黒斑で見分けられる。
🎣 コノシロを釣る一式表層を大群で回遊する身近なターゲット。潮通しの良い堤防でサビキに群れが入れば一気に数釣り。アジ・サバと同じ仕掛けで初心者・ファミリーに最適。
🎣 イワシを釣る一式「魚の王様」。乗っ込みシーズン (春) と落ちダイ (秋) が狙い目。タイラバ・カゴ釣りで人気。
🎣 マダイを釣る一式磯・堤防・河口とフィールドを選ばない雑食性。落とし込み・ヘチ・フカセで狙う。警戒心が強く奥深い。
🎣 クロダイを釣る一式「サーフの王者」。砂浜・河口でルアー・泳がせ釣り。低水温期に活性が上がる冬の本命魚。
🎣 ヒラメを釣る一式冬の投げ釣りの本命。河口・港湾の砂泥底でアオイソメ餌が定番。乗っ込み期は大型狙い。
🎣 カレイを釣る一式「サゴシ」サイズから「サワラ」へ。鋭い歯と高速チェイスでスリリング。ジグ・ミノーで攻略。
🎣 サワラを釣る一式夜釣りの定番。港湾・河口の砂泥底でアオイソメ餌が王道。夜行性で日没後がゴールデンタイム。
🎣 アナゴを釣る一式北海道のショア釣り最大の風物詩。ただし法規制が最も厳しい魚でもあり、河川・湖沼など内水面での採捕は水産資源保護法で全面禁止 (罰則あり)、さらに全道約111河川の河口周辺には距離・期間つきの河口規制が設定されている。合法に狙えるのは規制範囲外の海面 (サーフ・漁港・堤防) からのみで、体長20cm未満はリリースが義務。接岸のトリガーは秋の水温低下で、朝夕マズメと適度な波っ気が時合を作る。
🎣 サケを釣る一式ワカサギとよく似た海のキュウリウオ科で、本州ではほぼ馴染みがない北海道の定番ターゲット。漁港のサビキ釣りで最も手軽に数が出る魚で、道内のファミリーフィッシングはチカに始まりチカに終わると言われるほど。釣果は潮回りより「群れが港内に入っているか」で決まる。
🎣 チカを釣る一式北海道の夜の堤防を代表するロックフィッシュ。完全な夜行性で、日中はテトラや岩礁の隙間に潜み、日没後に出て捕食する。潮回りへの依存は弱く、「夜・地形・水温」の3点が釣果を決める — むしろ満月×大潮の明るすぎる夜は警戒されて活性が落ちることもある。常夜灯のある漁港なら真冬でも狙える貴重な冬ターゲット。
🎣 ソイを釣る一式コウイカ胴長15〜25cm (春の親イカは1kg級、稀に2kg) 「スミイカ」の名の通り墨の量が多い底棲のイカ。表層〜中層のアオリイカと対照的にボトムが全てで、地形 (砂泥底) と夜・マズメの時間帯への依存が強く、潮は動くタイミングで効く中程度。カタログ上は近縁のシリヤケイカと別種で、甲の後端に鋭いトゲがあるのがコウイカ、丸くくぼみ茶色い汁を出すのがシリヤケイカ。
🎣 コウイカを釣る一式サヨリ20〜30cm (春の大型「カンヌキ」は40cm級) 下顎が針のように突き出たダツ目の表層回遊魚。海面直下をすくうように捕食するため、釣りは終始タナ数十cmの表層で完結する。潮の動き (特に上げ潮での接岸) と群れの有無に強く依存し、底質・地形への依存は低い。コマセで群れを足止めできれば数釣り、良型のカンヌキなら引きも食味も一級。
🎣 サヨリを釣る一式「魚へんに雷」と書く通り、雷の鳴る初冬の時化に岸へ寄る深海性の魚。普段は水深250m前後の砂泥底におり、産卵期だけ藻場のある浅場へ大群で接岸する。鱗が無く、ヒレを広げた姿が美しい。秋田県の「県の魚」。
🎣 ハタハタを釣る一式胴長10cm前後の小型イカで、標準和名はジンドウイカ。湾奥の静かな漁港に冬の夜だけ現れる手軽なターゲットとして、ライトエギングの入門種になっている。「マルイカ」と呼ぶ地域もあるが、その名はケンサキイカを指す地域もあるため名前だけでの判断は禁物。
🎣 ヒイカを釣る一式砂地に潜んで小魚を待ち伏せる細長い魚。爬虫類のような顔と鋭い歯が特徴で、ルアーへの反応は本命級に良い。リリースされがちだが、すり身文化圏 (西日本) では立派な水揚げ対象。
🎣 エソを釣る一式砂泥底にベッタリと張り付いて暮らす小さな底生魚。地味な見た目とヌメリで損をしているが、身は上品な白身。大阪では「ガッチョ」の唐揚げが郷土の味として親しまれている。
🎣 メゴチを釣る一式イシガキダイ陸っぱり30〜40cm (離島50〜70cm・最大80cm/10kg超) イシダイと同属の底物で、石垣模様の斑点が名前の由来。強靭な歯でウニや貝を殻ごと砕く。イシダイより南方寄りだが北上中で、本州の磯でも普通に狙えるターゲットになりつつある。小笠原の母島では「5kg以下はリリース・1人1尾まで」の地元自主ルールがあり、大物釣り場ほど資源への配慮が根付いている。
🎣 イシガキダイを釣る一式内湾・河口の表層を群れで泳ぐニシン科の小魚。プランクトンを水ごと吸い込んで鰓で濾しとって食べる。コノシロと似るが、サッパは体がより木の葉形で背に斑点列がない。岡山では「ママカリ」と呼ばれ、「隣に飯 (まま) を借りに行くほど美味い」が名前の由来とされる郷土食文化の主役。
🎣 サッパを釣る一式イサキ科の大型魚で、茨城以南の太平洋岸・瀬戸内・日本海側は佐渡まで分布。幼魚は黄色と黒の縞模様だが、成長すると一変して灰褐色にオレンジの斑点散りばめた姿になる。根が点在する砂地に棲み、投げ釣り師の憧れのターゲットのひとつ。和歌山県田辺ではカイグレ→シブタ→エノミダイ→マチマワリと呼び名が変わる出世魚。
🎣 コロダイを釣る一式ボラ30〜40cm (トドは40cm以上・最大50cm前後) 全国の港・河口・水路にいる出世魚。ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと成長で呼び名が変わる (順序は地域・資料により前後する)。泥底に沈んだデトリタス (有機物の微粒) を泥ごと食べる独特の食性で、港内・河口の泥底と結び付きが強い。若魚の「イナ」はブリの若魚「イナダ」と一字違いだが別種。
🎣 ボラを釣る一式全世界の暖海を回遊する表層のスプリンター。成長が非常に速く、1歳で38cm・2歳で68cm・3歳で90cmに達する。雄は額が張り出した独特の顔つき。陸っぱりで1m級と勝負できる数少ないターゲットで、伊豆の地磯や相模湾・駿河湾のサーフが関東の定番フィールド。
🎣 シイラを釣る一式藻場・岩礁の藻食魚で、群れで行動し汽水域にも入る。⚠️背ビレ・腹ビレ・尻ビレの棘に毒があり、刺されると激痛が続く。**死後も毒は消えない**ため、締めた後も棘に注意し、釣り場でハサミを使って棘を切除するのが安全。刺されたら42〜45℃の温湯に患部を浸すと毒素が不活性化して痛みが和らぐ。
🎣 アイゴを釣る一式内湾の静かな浅い岩礁域の、砂利や砂が混じる場所に棲む。雌性先熟の性転換魚で、小型のうちは雌 (赤褐色=アカベラ)、成長すると雄 (青緑色=アオベラ) に変わる — 色が違っても同じ魚。夜間と冬は砂に潜って休む習性が水族館の飼育観察で確認されている。
🎣 ベラを釣る一式沖縄で「グルクン」と呼ばれる代表種。厳密にはグルクンはタカサゴ科の総称で、外見が酷似したニセタカサゴなどが市場でも区別されずに扱われている。潮通しの良いサンゴ礁外縁を大群で回遊するプランクトン食の魚で、危険を感じた時や夜間はサンゴの間に身を潜める。
🎣 タカサゴを釣る一式尾柄部の黒斑3つを「三」の字に見立てて「サンノジ」。メジナと同じ潮通しの良い岩礁帯で群れ、石灰藻や海藻を主食にする藻食寄りの雑食魚。尾柄部に3〜5枚の硬く鋭い骨質板があり、素手で掴むと手を切る (毒性の記載は権威ある図鑑には無く、物理的な切創リスク)。フィッシュグリップ・軍手で扱うこと。
🎣 ニザダイを釣る一式カーエー30〜50cm (沖縄県記録54.5cm) 沖縄で「カーエー」と呼ばれる人気ターゲット。本土のアイゴとは別種で、藻の付いた護岸・テトラ・河口 (汽水もOK) に居着く。⚠️背ビレ・腹ビレ・尻ビレの棘に毒があり、刺されると激痛が数時間続く。死後も毒は有効なので、フィッシュグリップで掴み、釣り場でハサミを使って棘を切除するのが安全。
🎣 カーエーを釣る一式頑丈な歯で海藻を噛みちぎり、喉の咽頭歯ですり潰して食べる磯の藻食魚。夏は石灰藻や甲殻類、冬は褐藻と食性が季節で入れ替わり、釣りのエサもそれに合わせて変わるのが面白い。関西・和歌山では「イガミ」— 釣り上げると歯をむき出して「啀 (いが) む」姿から。
🎣 ブダイを釣る一式標準和名キチヌ。近畿以西では「キビレ」の通称が定着している。腹ビレ・尻ビレ・尾ビレの黄色が名の由来で、クロダイとの確実な見分けは側線上の鱗の枚数 (キビレ3.5〜4.5枚と大きい)。都市河川の河口にも多く、身近な汽水のゲームフィッシュとして人気上昇中。
🎣 キビレを釣る一式標準和名シログチ (ニベ科)。内湾のサーフ・堤防から虫エサの投げ釣りで狙う定番ターゲットで、沖が砂泥底であることが釣り場の条件になる。普段はやや深い砂泥底に暮らし、産卵期の初夏と秋の回遊期に陸っぱり圏へ大群で差してくる。なお釣り場で同じく「イシモチ」と呼ばれるニベ (ホンニベ) は同科の別種で、70cm 超に育つ大型魚。シログチの上限は 40cm ほどで、白っぽい体色で見分けられる。
🎣 イシモチを釣る一式アマモなどの藻場・岩礁・堤防壁際・テトラの隙間・船着き場のロープ周りと、「変化」のある場所に着く沿岸魚。水深 2〜3m の浅場でも釣れるため、足場の良い漁港で冬にのんびり狙うのに向く。2007年の分類再編でウミタナゴ属はアカタナゴ・アオタナゴ・ウミタナゴの3種に整理され、ウミタナゴはさらにウミタナゴ/マタナゴの2亜種に分かれる。
🎣 ウミタナゴを釣る一式イシダイ堤防のサンバソウ20〜30cm・磯の成魚50cm前後 磯の底物釣りの本命として「王者」と呼ばれる一方、陸っぱり視点では堤防のテトラ周りで釣れる幼魚「サンバソウ」の数釣りが入門になる、二つの顔を持つ魚。若魚の縞模様は成長と共に薄れ、老成したオスは縞が消えて口の周りが黒くなり「クチグロ」と呼ばれる別格の存在になる。岩礁帯一択の底物で、潮の利いた岩礁の落ち込み・沈み根が好ポイント。
🎣 イシダイを釣る一式