魚種別
実践ブダイ攻略ガイド — 冬の磯、ハバノリで誘う「イガミ」釣り
磯の藻食魚ブダイの攻略。冬のノリブダイ釣りと夏のカニ餌という食性の季節変化、ウキ釣りの基本、アオブダイとの重大な見分け、性転換するハーレムの生態まで解説します。
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- 約 5 分
- 著者
- FishCast 編集部(監修: 倉田雄也)
- ブダイ
- イガミ
- 磯
- ウキ釣り
- 冬
- 魚種別
ブダイは頑丈な歯で海藻を噛みちぎり、喉の咽頭歯ですり潰して食べる磯の藻食魚。夏は石灰藻や甲殻類、冬は褐藻と食性が季節で入れ替わり、釣りのエサもそれに合わせて変わるのが面白いところです。関西・和歌山では「イガミ」——釣り上げると歯をむき出して「啀 (いが) む」姿からの名です。
シーズン — 冬のノリブダイが本番
磯の居着きで周年釣れますが、磯にハバノリが付く冬 (12〜3月) の「ノリブダイ釣り」が最盛期で、食味の旬とも一致します。和歌山・紀南では秋口から本格化。ハバノリを刺しエサにしたウキ釣りで、磯際〜シモリ周りを流します。夏はカニ餌のぶっこみに切り替え。
⚠️ アオブダイと混同しない
近縁のアオブダイは内臓に致死性のパリトキシン様毒を持つ別種です (厚労省の自然毒リスクプロファイル記載)。青緑の強い大型個体はアオブダイの可能性を疑い、同定に自信がなければ持ち帰らないこと。ブダイ自体は、海藻を食べる冬の個体なら臭みがなく刺身も美味です。
ハーレムの生態
一匹のオスが複数のメスを従えるハーレムを作り、オスが居なくなると最大のメスが速やかにオスへ性転換します。伊豆の調査ではオスの比率がわずか9〜32%——磯で釣れるブダイの多くはメスということになります。
参考資料
- 市場魚貝類図鑑「ブダイ」(食性の季節変化・イガミ)
- 厚生労働省 自然毒リスクプロファイル (アオブダイのパリトキシン様毒)
- FishCast 魚種図鑑「ブダイ」(ノリブダイの釣期)
ブダイ釣りにおすすめのタックル
記事で紹介した釣りを始めるための定番アイテムです。 一式の詳しい解説はブダイの釣り方ガイドへ。
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